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ハリル氏弁護士「名誉回復を求める裁判になる 田嶋会長の発言が争点」

[ 2018年5月12日 05:30 ]

民事訴訟を起こす方針を固めたハリルホジッチ氏
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 日本代表監督を電撃解任されたバヒド・ハリルホジッチ氏(65)が民事訴訟を起こす方針を固めた件で、被告名に日本協会の法人名とともに同協会の田嶋幸三会長(60)の名前が入る見通しとなった。ハリル氏側の弁護士が「名誉回復を求める裁判になるので、これまでの田嶋会長の発言が争点になる。質問状は日本協会宛てに送ったが(提訴の)相手は法人とその代表の両方になると思う」と明かした。

 ハリル氏側は10日に日本協会に解任手続きなどに関する質問状を送付。回答期限は1週間後に設定しており、内容を見た上で再来週明け(21日)にも提訴する方針だ。田嶋会長は質問状について「読みました」と語り「我々のチームはもう前に進んでいる。この件とは関係なく進んでいく。前監督に対しては誠意を持って向き合っていきたい」と説明。日本協会は「本件については弁護士に対応を任せておりますので、コメントを控えさせていただきます」とのコメントを発表した。

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2018年5月12日のニュース