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パチューカ本田、好調示す先制弾アシスト!「集大成」W杯へ前進

[ 2018年3月19日 05:30 ]

メキシコリーグ・後期第12節   パチューカ1-1ネカサ ( 2018年3月17日 )

前半、先制ゴールを祝福するパチューカの本田(右)
Photo By 共同

 日本代表に復帰したパチューカのFW本田圭佑(31)が17日、敵地でのネカサ戦に先発し、直接FKから先制点をアシストした。試合は1―1で引き分けたものの、本田はリーグ後期6アシスト目を記録。日本代表合流前の最後の試合で好調ぶりを示した。

 高精度の左足で先制点を呼び込んだ。前半36分、ゴール左手前約30メートルの位置からのFK。本田が左足でニアに蹴ったボールをMFグティエレスがバックヘッドで合わせ、ゴールに吸い込まれた。本田にとってリーグ後期6個目のアシスト。すぐに笑顔を見せ、仲間とともに喜んだ。その後、後半31分に退いた。

 昨年9月以来約6カ月ぶりに日本代表に復帰した。ハリルホジッチ監督は15日のメンバー発表会見で「FWに関して言えば、点を取る取らせるというところを要求したい」とゴール、アシストを求めたが、早速、結果で応えた。試合後は沈黙を貫きバスに乗り込んだものの、日本代表の招集について話したというアロンソ監督は「ケイスケはとても満足していた。チームとしても彼が日本代表で試合に出場し、プレーすることでもっと良くなることが期待できる」と様子を明かした。

 16日には自身の公式ツイッターを更新し、「一歩前進しただけ。サッカーに偶然はないし、6月まで一歩ずつ前進するだけ」とW杯メンバー入りをかけたサバイバルを勝ち抜く覚悟を記した。「集大成」と位置づけるW杯ロシア大会への切符をつかむため本田がベルギーでの最終テストに挑む。

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2018年3月19日のニュース