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長崎ようやく初白星!劇的FK中村「僕が結果を残せば勝てる」

[ 2018年3月15日 05:30 ]

ルヴァン杯1次リーグD組   長崎2-1湘南 ( 2018年3月14日    トラスタ )

競り合う長崎・中村慶
Photo By スポニチ

 Jリーグ・YBCルヴァン・カップ1次リーグ第2節は14日、各地で8試合が行われた。D組の長崎は湘南を2―1で下して、J1昇格後の公式戦初勝利を挙げた。先制を許すも前半6分にMF新里涼(22)がミドルシュートを決めて同点に追い付き、後半43分にMF中村慶太(24)がFKを直接入れて勝ち越した。長崎は今季公式戦5戦目での初勝利となった。

 試合終了間際、劇的な勝ち越しゴールが生まれた。1―1で迎えた後半43分、FW平松が倒されて得たFKのチャンス。中村慶は右足で直接ゴールを狙った。今季初の先発出場で「結果を出したかったので蹴らしてくれと言った」。きれいに壁を越えたシュートはクロスバーに当たりゴールへ。「練習でもあまり入らないので良かった」。昨季J2で8得点と昇格に貢献したMFはゴール後、ベンチの選手とともに喜びを爆発させた。

 J1昇格後、公式戦5戦目でつかんだ初勝利。高木監督は「彼のような選手はなかなかいない。J1の舞台で1勝できたことはチームにとって大きい。最後までアグレッシブなゲームができた」と喜んだ。前半6分には新人MF新里(順大)が豪快なミドルシュートでプロ初ゴール。リーグ戦では控えだった若手選手中心の“ヤング長崎”が、敵地でのリーグ開幕戦で敗れた湘南にリベンジを果たした。

 10日の浦和とのリーグ戦まで公式戦3試合連続でリードを奪いながら引き分けに持ち込まれた悔しさを糧にし、つかんだ大きな1勝。中村慶は「僕が結果を残せば長崎も勝てる」とさらなる活躍を誓った。この勝利の勢いを、リーグ戦初勝利につなげてみせる。

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2018年3月15日のニュース