札幌ＭＦ中原　長崎レンタルへ　Ｇ大阪に続き“もう一年武者修行”

今季は期限付き移籍でＧ大阪に所属していたＭＦ中原
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　今季Ｇ大阪に期限付き移籍していた札幌のＭＦ中原彰吾（２３）が来季、Ｊ１に初昇格する長崎に期限付き移籍で加入することが２９日、分かった。期間は１年間で近日中に正式発表される。

　Ｇ大阪では、１０月４日のルヴァン杯準決勝第１戦のＣ大阪戦でトップチームデビュー。同１４日の新潟戦でＪ１リーグ戦デビューを飾り、評価を上げた。リーグ戦終盤まで出場機会がなかったため、リーグ戦は３試合（先発出場２試合）の出場にとどまったが、ＭＦ井手口やＭＦ倉田ら日本代表がひしめくＧ大阪で奮闘。長谷川監督からもそのポテンシャルを高く評価された。

　その才能と将来性を見込み、Ｊ２岡山など３クラブがオファー。選択肢の一つとして札幌に戻ることも熟考したが、今季Ｊ２から昇格し来季Ｊ１で戦う長崎を新天地に選んだ。出場機会を求め、そしてさらに成長するために、札幌にとどまらずもう一年“武者修行”の道を選んだ。Ｇ大阪で得た自信を胸に、中原が九州の地で揺るぎない地位を確立する。