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レスター岡崎、開幕2戦連続ゴール!また電光石火開始50秒

[ 2017年8月20日 05:30 ]

プレミアリーグ・第2節   レスター2―0ブライトン ( 2017年8月19日 )

<レスター・ブライトン>試合開始直後に得点し、喜ぶ岡崎(中央)
Photo By ゲッティ=共同

 勢いが止まらない。プレミアリーグの第2節が19日に行われ、レスターの日本代表FW岡崎慎司(31)が開幕戦に続き2戦連続ゴールを決めた。

 開始わずか50秒。ストライカーの嗅覚が働いた。マフレズのシュートを相手GKがはじくと、それを見逃さなかった岡崎がすかさず右足でゴールに流し込んだ。11日のアーセナル戦でも前半5分にヘディングで先制点を挙げており、これで自身初の開幕2戦連発。日本人初となるプレミアリーグ通算10得点の大台にも乗せた。

 昨季は守備的な役割を求められたこともあり、わずか3得点に終わった。今季は「信頼を勝ち取るためにはシーズン2桁を取るくらいの勢いが欲しい」と強い覚悟で臨み、早くも2ゴール。41分には2トップを組むバーディーからのラストパスに左足を伸ばした。これは惜しくも相手GKに阻まれたが、結果を示しているからこそ岡崎にボールが集まってくる。後半30分に交代したが、岡崎の先制で勢いに乗ったチームも今季初勝利を飾った。

 31日にW杯ロシア大会アジア最終予選オーストラリア戦、9月5日にサウジアラビア戦を控える日本代表にも弾みがつきそう。ケルンのFW大迫が右足首の負傷で離脱しており、岡崎が果たすべき役割は大きい。目を覚ました点取り屋はハリルジャパンにとって頼もしい存在だ。

 ≪最長は本田の4試合連続≫岡崎(レスター)が開幕から2試合連続ゴール。日本人の欧州1部リーグ開幕戦からの連続試合得点は、09年に本田(VVVフェンロ)がオランダリーグで記録した4試合連続が最長。セリエAで13年に長友(インテル・ミラノ)が、ブンデスリーガでは16年に武藤(マインツ)が開幕から2試合連続弾をマークしている。

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2017年8月20日のニュース