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長友 去就は監督とクラブ次第「僕に対してどう思っているかが大事」

[ 2017年7月13日 09:32 ]

インタビューに応じた長友佑都
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 インテル・ミラノの日本代表DF長友佑都(30)は12日午後、北イタリアのリスコーネ・ディ・ブルニコでの合宿で行われた試合形式の練習に参加。主力、控えの線引きはされていない中、4−2−3−1の左サイドバックとして練習した。

 全体をコンパクトにして厳しくプレスを掛けられる中、長友は後方から素早いパス回しで組み立てに参加。時折スパレッティ監督からポジショニングについての細かな指示を受けながら、精力的に走り回った。

 試合形式で行われた練習はピッチの縦横を狭めたり広げたりしながら、約80分間続行。そのようにして体をいじめた選手たちは、のちにジムワーク。長友は1時間じっくりジムにこもったのち、日本報道陣の取材に応えた。

 約7分間に及ぶ取材の中では、スパレッティ監督を「オーラがあって、何事にもブレないメンタルがあると感じる」と評し、「複雑だから頭を使わなければいけないので面白い」とユニークな練習メニューに喜んでいる様子を強調。自らの移籍報道も盛んな中、去就については慎重に言葉を選び、「監督がとか、インテル側が僕に対してどう思っているのかっていうのが大事ですよね。(クラブが自分に)残って欲しくもない、使いたくもないのに残っても仕方ない」と語った一方で、インテルから残留要請が示された場合は「勝負できると思ったら残ります」とも断言。とりあえずは「しっかりアピールすることはもちろん、強い気持ちでいる。自分にやれることは全てやりたいなと思っています」と当面の練習に全力を尽くす考えを示した。

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2017年7月13日のニュース