ハリル監督、気温40度での試合に皮肉たっぷり「ビーチにいくのが一番気持ち良い」

高地での戦いに向け肺への負担を心配するハリルホジッチ監督
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　１３日にワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選・イラク戦に臨む日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督（６５）が１２日、試合会場となる中立地イラン・テヘランのシャヒード・ダストゲルディ・スタジアムで公式会見を行った。

　試合は現地時間の午後４時２５分キックオフ（日本時間同９時２５分）だが、気温は４０度近くで厳しい日差しが照りつける。「本来はこの暑さの中では試合をしない。選手の健康も考慮してほしい」と話した指揮官は「プールにいったり、ビーチにいくのが一番気持ち良い」と皮肉を込め、消耗戦に苦言を呈した。

　暑さだけでなく標高１２００メートルの高地での試合となるが、「肺機能が最初は困難だった。そういう意味があってシリア戦は（本来の）１日前にやって、ここに適応させてきた」と強調。「全てを出して勝つ努力をしないといけない」と力を込めていた。