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ドルトムントのバス付近の爆発事件 拘束男性から「証拠得られず」

[ 2017年4月13日 18:13 ]

 ドルトムントの日本代表MF香川真司(28)を含む選手らが乗ったチームバス付近で爆発が起こった事件で、ドイツ捜査当局は13日、前日に拘束した26歳のイラク人男性について「捜査の結果、(事件に)関与していた証拠は得られなかった」と発表。捜査は振り出しに戻った。

 捜査当局によると、この男は16年にトルコ経由でドイツ入り。14年末にイラクで過激派組織「イスラム国」(IS)に加わった疑いで、男の逮捕状を請求した。ISでは10人ほどのグループのリーダーを務め、誘拐、密輸、恐喝、殺人などに関わた疑いがあるという。

 現場近くからは、ISの報復を示唆する犯行声明が見つかっており、捜査当局はイスラム過激派の犯行の可能性もあるとみて引き続き捜査を進めている。

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2017年4月13日のニュース