×

レスター岡崎“原点回帰”で存在感 監督解任後初戦で攻守に貢献

[ 2017年3月1日 05:30 ]

プレミアリーグ・第26節   レスター3―1リバプール ( 2017年2月27日 )

<レスター・リバプール>前半、競り合う岡崎(右)
Photo By 共同

 ラニエリ監督解任後初の実戦に臨んだレスターが、原点に戻って躍動した。シェークスピア暫定監督は昨季の優勝メンバーを中心に先発を構成。FW岡崎は4―4―2の2トップをFWバーディーと組んで先発し、勝利に貢献した。「やらなければいけない状況に追い込まれてチームもまとまったのではないか」。連敗を5、無得点試合を6で止め、順位は17位から15位に浮上した。

 昨季のような前線からのプレッシングサッカーが復活した。岡崎はその中心でフル回転。前半7分にはバーディーのボレーシュートのコースを頭で変えゴールを狙い、守備では献身的なプレスをかけ続けた。後半24分に退く際には、会場がスタンディングオベーション。「この男がいた方がチームのバランスがよくなる」と高評価の7点を与えたデーリー・ミラー紙を皮切りに、地元紙レスター・マーキュリーは6、デーリー・メール紙は7点をつけた。

 「あと12試合、このまま行こうっていう道が見えたと思う。そういうふうになったときのレスターは強い」。岡崎は出場機会が増えそうな今後に向け、手応えを口にした。

続きを表示

2017年3月1日のニュース