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岡崎レスター ドロ沼4連敗…プレミア王者の翌年降格が“現実味”

[ 2017年2月6日 02:52 ]

プレミアリーグ第24節   レスター0―3マンチェスター・ユナイテッド ( 2017年2月5日 )

マンチェスター・ユナイテッド戦でポグバ(左)と競り合うレスターFW岡崎(AP)
Photo By AP

 レスターは5日、ホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦に0―3で完敗。ラニエリ監督体制となってから初のリーグ戦4連敗で、降格圏の18位ハル・シティーまでついに勝ち点差1となってしまった。FW岡崎慎司はリーグ戦2試合ぶりの先発出場を果たしが、慣れないトップ下での起用とあってゴールに絡めず前半のみでベンチへと退いた。

 試合は前半42分に中盤のルーズボールに対し不用意に飛び出したDFフートの裏をMFムヒタリアンに取られ、そのままドリブルで中央を突破され先制点を献上。その2分後にもFWイブラヒモビッチに追加点を決められ、0―2で折り返す。

 ラニエリ監督は劣勢の局面をなんとか打開しようと後半頭から2枚代えを決断。岡崎に代えてMFグレイ、FWムサに代えてMFキングを投入した。しかし、後半開始4分でMFマタに追加点を許すと、1点も返すことなく試合終了。

 これでリーグ戦5試合連続ノーゴールと深刻な得点力不足に陥り、4日に解任危機が報じられたラニエリ監督にとって、ますます窮地に立たされる状況に。このまま不振のチームを立って直せなければ1992年にプレミアリーグとなってからは初めて、イングランドのトップリーグ史上では79年ぶり2度目となる優勝翌年の2部降格という不名誉な記録を残してしまう可能性が“現実味”を帯びてきた。

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2017年2月5日のニュース