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中国「爆買い」批判で新ルール公表へ

[ 2017年1月16日 22:35 ]

 中国サッカー協会は16日、中国のプロチームによる南米や欧州の有名選手らの「爆買い」に批判が高まっていることを受け、今シーズンから試合に出場できる外国人選手の人数を減らすなどの新ルールを決めたと発表した。外国人選手の報酬やチーム運営の規範なども近く公表するとしている。

 習近平指導部はサッカーのワールドカップ(W杯)の中国開催を目標にレベルアップなどの「サッカー改革」を推進中。巨額を投じた海外選手獲得が「中国人選手の出場機会を奪っている」と反発が広がり、国家体育総局も是正を求めていた。

 中国スーパーリーグでは1試合当たりアジア・サッカー連盟(AFC)加盟国の1人を含む4人の外国人選手が出場できたが、新ルールではAFC枠をなくして3人が上限に。試合登録メンバーには少なくとも23歳以下の中国人選手2人を含めることも義務付けた。(共同)

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2017年1月16日のニュース