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松本、高崎4戦連発も届かず…指揮官「本拠で試合する権利を得た」

[ 2016年11月21日 05:30 ]

明治安田生命J2最終節 ( 松本 )

<松本・横浜FC>得失点差で清水に及ばず、厳しい表情でピッチを後にする田中隼(右)ら松本イレブン
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 ホームの大声援を味方につけた松本が逆転で横浜FCを下し、最終戦を勝利で締めた。それでも勝ち点84で並んだ清水に得失点差で及ばず、3位でJ1昇格プレーオフに回ることになった。前節の敗戦で約4カ月ぶりに自動昇格圏内から陥落したばかり。反町監督は「言葉にするのが難しい状況。ただ我々はホームで試合をする権利を得た」と前を向いた。

 逆転の立役者はクラブタイ記録の4戦連発を決めたFW高崎だ。前半終了間際にPKを決め、後半5分には相手DFをかわしてからのミドル弾で試合の流れを呼んだ。「ここ2試合は2失点。これは前からのDFも関係している」。FWながら守備面での責任を感じていた。見事にはね返す2得点となった。

 この日はクラブ最多動員となる1万9632人の観衆が場内を緑に染めた。次戦は27日、6位の岡山をホームに迎える。「向こうは失うものがない。それを迎えてしまっては駄目。あと2つ勝ってJ1に昇格したい」と高崎。絶対に負けられない一戦に向け、さらに気合を入れていた。

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2016年11月21日のニュース