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19歳ジェズス2戦連発!!ブラジル4連勝で奪首

[ 2016年10月13日 05:30 ]

W杯南米予選 ( 2016年10月11日 )

<ベネズエラ・ブラジル>ゴールを決めて喜ぶブラジルイレブン(AP)
Photo By AP

 W杯南米予選第10節の5試合が11日に行われ、ブラジルがベネズエラを2―0で下し4連勝。勝ち点21で今予選で初めて首位に浮上した。FWネイマール(24=バルセロナ)を累積警告の出場停止で欠く中、FWガブリエウ・ジェズス(19=パルメイラス)が2試合連続得点と活躍。FWリオネル・メッシ(29=バルセロナ)が負傷離脱中のアルゼンチンはパラグアイに0―1で敗れ、同16で5位に低迷している。

 エースの穴を埋めたのは、勢いに乗る19歳のG・ジェズスだった。前半8分、パスミスをした相手GKと1対1となると、技ありのループ弾で先制点を決めた。直後に右手で電話をかけるポーズ。毎試合前に電話で話して助言を受けるという母ベラ・ルシアさんに向けたもので、この試合前には「母さん心配しないで。好調だから、いいプレーができると思うよ」と話していたという。

 8月のリオ五輪で4得点のネイマールに次ぐ3ゴールを挙げてブラジル初の金メダル獲得に貢献。大会直前にマンチェスターCへ来年から移籍することが決まったが、2700万ポンド(約34億円)という高額移籍金に見合う実力を証明した。A代表デビューとなった9月のW杯南米予選エクアドル戦で2得点を挙げると、その後4戦4発でチームも4連勝。「もっと努力して、セレソンの9番にふさわしいように成長したい」とブラジル待望の新星ストライカーは謙虚に語った。

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2016年10月13日のニュース