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首位・札幌、5発圧勝8戦不敗 ラモス監督解任の岐阜はクラブワースト6連敗

[ 2016年7月25日 21:11 ]

<札幌・岐阜>前半7分、先制ゴールを決めた札幌MFジュリーニョ

明治安田生命J2第25節最終日 札幌5―0岐阜

(7月25日 札幌ド)
 明治安田生命J2リーグは25日、札幌ドームで第25節の残り1試合が行われ、札幌が5―0で岐阜を下して8戦負けなしとし、勝ち点53で首位をキープした。ラモス瑠偉前監督(59)を成績不振により解任した岐阜は吉田恵監督(43)の初陣だったが、今季最多となる5失点で2008年以来となるクラブワーストタイの6連敗を喫し、厳しい船出となった。

 札幌は前半7分、FW都倉賢(30)とのワンツーで抜け出したMFジュリーニョ(29)がペナルティーエリア左から左足を振り抜き、あっさり先制。前半24分にはジュリーニョが左足で美しい弾道のミドルシュートを決めると、32分にFWは内村圭宏(31)もゴール正面から左足で決め、前半を3点リードで折り返し。後半30分にはジュリーニョが左足で決めて来日初のハットトリックを達成すると、39分には内村が右足で2点目を決めて5―0で完勝した。

 四方田修平監督(43)は「先制点が大事だと思っていたが、早いうちにジュリーニョが点を取ってくれて助かった」と話したが、31日のアウェー山口戦(維新公園)に向けて「気持ちを切り替えてやりたい」と大勝にも表情を緩めることはなかった。

 ジュリーニョは「ゴールを決められてうれしいの一言です」と笑顔。後半27分、怪我で戦列を離れていた元日本代表MF小野伸二(36)も5月22日の讃岐戦(ピカスタ)以来2カ月ぶりとなる復帰を果たし、大勝に花を添えた。

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2016年7月25日のニュース