浅野２ゴールも実らず「喜べるゴールではない」

＜広島・鹿島＞後半３７分、広島・浅野が２本目のシュートを決める（左は鹿島・ファン　ソッコ）

明治安田生命Ｊ１第２Ｓ第２節 広島―鹿島

（7月9日 Ｅスタ）
　広島は、アーセナル（イングランド）入りが決まってから初の試合に臨んだ浅野が２得点と気を吐いたが、第１ステージからの連勝は３で止まった。２１歳のリオデジャネイロ五輪代表ＦＷは「ゴールが生まれたのは良かったけど、喜べるゴールではない」と悔しさをにじませた。

　五輪代表の手倉森監督が視察する中、後半９分に丸谷のスルーパスに反応して冷静にネットを揺らした。３７分にはゴール前で、後ろ向きでパスを受けると一瞬のスピードで反転し、右足を振り抜いた。移籍まで残り２試合。「まずはチームの勝利が大事。その中でゴールできるように貢献したい」と先を見据えた。