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手倉森ジャパン、五輪初戦必勝へ“アプリ”でナイジェリア対策

[ 2016年7月9日 06:01 ]

 リオ五輪に臨むU―23日本代表が携帯電話でU―23ナイジェリア代表対策に着手していることが8日、分かった。6月にU―23ナイジェリア代表が韓国での4カ国トーナメントに出場した際の映像を保存アプリに収めて選手たちに配信。個人のパスワードを打ち込めば、どこでも手軽に閲覧できるようになっている。

 手倉森監督は1次リーグ初戦U―23ナイジェリア代表戦(現地8月4日)を重視している。組み合わせが決まった際にも「メキシコ五輪(68年)の時はナイジェリアに勝ってメダルまでたどり着いた(1次初戦で対戦。釜本のハットトリックで3―1勝利)。それ以降の五輪ではナイジェリアに負けていて、ナイジェリアはメダルを獲っている(96年アトランタ、08年北京)。キーになる国だなという意識はある」とコメント。対戦まで1カ月以上空いている中、選手に情報を与えるのは異例ながら、それだけメダル獲得を左右する一戦と位置付けている。

 携帯電話の技術が発達し、スマートフォンが浸透したことで可能となった斬新な対策。ハイテク機器を駆使して48年ぶりメダルまで駆け上がる。

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2016年7月9日のニュース