長谷部、フランクフルトと２０１７年まで契約延長

長谷部誠

　ドイツ１部リーグのフランクフルトは１４日、日本代表ＭＦ長谷部誠（３２）と２０１７年６月３０日まで１年間、契約を延長したことを発表した。１８年夏まで延長できるオプションがついている。

　公式サイトおよび公式ツイッターでも発表されヒュブナーＳＤは「誠が来シーズンもフランクフルトのジャージーを着てくれることをうれしく思う。彼の経験、ピッチ上での卓越した戦術面での能力、そして落ち着きと思慮深さはチームにとって重要なものとなっている」とコメント。長谷部も公式サイトで「契約が決まったことをうれしく思っている。フランクフルトの居心地はとても良く、この２年間でとても色々な経験をした。また新たなシーズンでもチームに貢献したい」とコメントを寄せている。

　長谷部は１４年夏にニュルンベルクから移籍加入し、来季でフランクフルト加入３年目。今季は左右のサイドバックも経験、終盤は本職のボランチとして稼働したが、入れ替え戦の末、１部残留を決める苦しいシーズンとなった。 自身の去就についても「契約が切れるので移籍金はかからない。欧州に限らず、いろんな選択肢がある。もう少し時間をかけて決めたい」。欧州だけでなくさまざまな可能性を検討する考えを明かしていたが、残留で早期決着となった。