「決めましたよ～！」李Ｖ弾で被災地に約束ゴール　浦和３連勝で堅首

＜浦和・名古屋＞後半、浦和・李（中央）はゴールを決め武藤らと喜ぶ
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明治安田生命Ｊ１第１Ｓ第９節第１日 浦和４―１名古屋

（4月29日 埼玉）
　明治安田生命Ｊ１リーグ第１ステージは２９日、各地で第９節の４試合が行われ、前節３試合ぶりに首位へ返り咲いた浦和は４―１で名古屋に完勝し、７戦負けなしの３連勝で首位をキープした。

　浦和は前半２５分、梅崎の左クロスをゴール正面で受けた柏木が一瞬のターンから利き足とは逆の右足で決めて先制。同３９分に追いつかれて前半を１―１で折り返したものの、後半１１分に李のジャンピングボレー弾で勝ち越すと、１７分には興梠、２０分には武藤が３試合連続となるゴールを決め、４月１６日の前々節・仙台戦（埼玉）からホーム２試合連続で「ＫＬＭ」トリオそろい踏みとなった。

　２試合ぶりとなる今季３点目が決勝ゴールとなった李は「関根に“いつアシストくれるんだ”といつもいつも話していたので、きょうは関根からのアシストをもらえて、それをきっちり決めることができて本当にうれしい」と関根の正確な左クロスを左足で決めたジャンピングボレー弾に笑顔。

　２５日には西川、槙野らとともに熊本市内で行われたＪ２熊本企画のサッカー教室に飛び入り参加。「見てますか？決めましたよ～！」とテレビの画面越しに被災地に呼びかけたヒーローは「彼らと約束したので、きょうはゴールを決めることができて良かった」と胸を張った。