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待望1勝の福岡・井原監督「九州代表としてしっかりゲームをしようと」

[ 2016年4月29日 19:50 ]

J1復帰後の初勝利を挙げ、サポーターの声援に応える福岡・井原監督

明治安田生命J1第1S第9節第1日 福岡1―0FC東京

(4月29日 味スタ)
 現役時代に日本代表主将を務め、昨季は就任1年目でチームを5年ぶりの昇格へと導いた福岡の井原正巳監督(48)が開幕8戦目でようやくたどり着いたJ1勝利に安どの表情を浮かべた。

 2011年11月19日に5―0で山形に勝って以来1623日ぶりとなるJ1勝利は、福岡も4月16日の名古屋戦(レベスタ)が中止になるなど影響を受けた熊本地震の被災者へ勇気を届ける1勝。井原監督は「地震で多くの方が大変な状況の中で、九州の代表としてしっかりしたゲームをしようということも含めて、アウェーで勝ち点3取れたことは非常に良かった」とかみしめるように話した。

 1―0のリードでロスタイムに突入した後半50分にはクロスの対応に入ったMF末吉がハンドを取られてPKを献上。だが、後半52分にこのPKを蹴ったFC東京の日本代表DF森重がクロスバーに当てて失敗し、劇的な勝利となった。「最後まで集中を切らさなかった。PKは危なかったが、気持ちの入ったゲームだった」と選手を称えた。

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2016年4月29日のニュース