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北九州 九州Jクラブで唯一試合もドロー「九州の代表として勝ちたかった」

[ 2016年4月17日 21:07 ]

J2第8節第2日 北九州1―1C大阪

(4月17日 ヤンマー)
 熊本地震の影響で試合中止が相次いだ今節、九州のJクラブで唯一、北九州が試合を戦った。

 敵地に乗り込んだC大阪戦は、前半44分にFW原一樹(31)が直接FKを沈めて先制。後半は自陣にブロックをつくり、J2屈指のタレントをそろえるC大阪に対抗した。

 チャンスを作られながらも必死に耐えていたが、試合終了間際のロスタイムに同点弾を奪われ、1―1でタイムアップ。開幕戦以来となる8試合ぶりの白星とはならなかった。両足裏の負傷が癒え、今季初出場となった原は「(地震の影響で)本当に大変な人はスポーツを見る時間がないけど、九州の代表として戦って、勝ちたかった」と語った。

 試合前にはC大阪の選手が義援金の募金活動を行い、熊本県出身のDF藤本康太(30)らが募金箱を持った。また、試合前には両チームの選手が集まり「がんばろう九州」の横断幕が掲げられた。

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2016年4月17日のニュース