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ミラン副会長 本田“爆弾発言”にも言及「日本語はねじ曲げられて伝わる」

[ 2016年4月1日 11:24 ]

ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長(AP)

 ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長(71)がスポニチ本紙の独占インタビューに応じ、17年6月末に満了する日本代表FW本田圭佑(29)と契約延長する方針であることを明言。本田が昨年10月4日のナポリ戦後に行った“爆弾発言”についても言及した。

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 本田は「敗戦から何かを学ばないと再建は程遠い」などとクラブ批判にも取られかねない過激発言を行ったが、同副会長は「本田の日本語での発言は、意図がねじ曲げられてイタリア語に訳される。英語→イタリア語に訳され意味が変わってしまう」と強調。「本田の批判は建設的で決してクラブ、チームにマイナスを及ぼすことはない。だから私も怒っていない。ただ彼には、日本語で何か話すと、イタリアにはねじ曲げられて伝わるので注意が必要だとは伝えました」と注意喚起を行ったことを明かした。

 ◆アドリアーノ・ガリアーニ 1944年7月30日、ロンバルディア州出身の71歳。選手としてプロ経験はないが、84年にモンツァ(当時セリエB)の副会長に就任。元イタリア首相のベルルスコーニ氏がオーナーとなった86年にACミラン副会長に抜てきされ、チームの黄金時代を築き上げた。現在は、セリエAを運営するレガ・セリエAの副会長も務める。

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2016年4月1日のニュース