Ｊ２讃岐　大怪我乗り越え、ＭＦ藤田浩平が結婚「日々精進」

　大怪我を乗り越えたＪ２讃岐のＭＦ藤田浩平（２６）が結婚した。２月１９日にかねてから交際していた一般女性と婚姻届を提出したことを２５日にクラブが発表した。

　
　藤田は兵庫県出身で、立命館大から２０１２年に当時ＪＦＬだった讃岐入り。１３年２月１９日に高知・春野で行われたＪ２東京Ｖとの練習試合では、相手選手との接触プレーで右足関節開放性脱臼骨折の重傷を負った。当時東京Ｖを率いていた三浦泰年監督（現Ｊ３富山監督）の審判への暴言もあり、練習試合は後半途中で打ち切り。東京Ｖはクラブのホームページに謝罪文を掲載し、後日、クラブ幹部と当該選手が病院まで藤田を見舞って直接謝罪するなど大きな騒ぎとなっていた。

　選手生命も危ぶまれた大怪我だったが、懸命なリハビリを経て同年８月３１日の天皇杯１回戦で試合復帰。１４年にチームが昇格したＪ２でゴールはまだないものの、１４年はリーグ戦１１試合、１５年は同１９試合に出場している。Ｊ１湘南のＦＷ藤田祥史（３２）は実兄。

　藤田はクラブを通じ、「私事ですが、２月１９日にかねてよりお付き合いさせて頂いていた女性と入籍しました。より一層責任感を持ち、チームの力になれるよう日々精進していきたいと思います。これからも温かく変わらぬ応援よろしくお願いします」とコメントしている。