Ｕ―２３代表ＤＦ岩波、うっかりミスで紛失した財布が“奇跡の生還”

神戸のＤＦ岩波

　サッカー男子Ｕ―２３日本代表のセンターバックとして、リオデジャネイロ五輪出場権獲得に貢献したＪ１神戸のＤＦ岩波拓也（２１）が２３日、自身のツイッターを更新。自らのうっかりミスで財布を紛失しながら、親切な人のおかげで無事に戻ったとして「ありがとうございます」と感謝した。

　岩波は「ガソリン入れてるときに財布を車の上に置いてそのまま走ってしまって落としてしまった」と自分の不注意から財布をなくしたことを報告。半ば諦めた状態で警察に行き、書類を書いて帰宅しようとしたところ、偶然にも「振り向いたら財布を持った方が歩いてきた。おれの財布をもって」と“奇跡”が起きたことをつづった。

　財布は「いろんな車に踏まれてぼろぼろでした」としたが、「返ってきました。日本でよかった。ありがとうございます親切な方」と感謝した。

　岩波は神戸の下部組織から２０１２年にトップチームへ昇格し、１メートル８６の長身を武器にレギュラーに定着。リオデジャネイロ五輪のアジア最終予選を兼ねた１月のＵ―２３アジア選手権（カタール）でも主力として活躍し、昨年５月には当時２０歳ながらハリルホジッチ監督率いる日本代表の候補メンバーにも選出され、合宿に参加した。