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U―20女子W杯2度出場のDF木下栞が日テレから長野へ移籍

[ 2016年1月10日 14:34 ]

 なでしこリーグの強豪、日テレ・ベレーザは10日、DF木下栞(23)が長野レディースへ移籍すると発表した。

 大阪府出身の木下は育成部門の日テレ・メニーナから2011年にベレーザへ昇格。1メートル65の長身を生かして10年、12年のU―20女子ワールドカップ(W杯)に2大会連続でメンバー入り。12年には世界3位に輝いた。だが、リーグ優勝した昨季のベレーザでは出場がなかった。なでしこリーグ通算では29試合1得点。

 木下はクラブを通じ、「この度、AC長野パルセイロ・レディースに移籍することになりました。メニーナから数えると11年間このクラブにお世話になりました。嬉しいことや悔しいこと、楽しいことや辛いこと、たくさんの経験をし、サッカー選手としても人としても成長させてもらいました。関わっていただいた全ての皆さまに感謝しています。試合に出てチームに貢献することはなかなかできなかったけれど、素晴らしいチームメイトと共に日々練習出来たことは私の財産です。また、どんな時も応援していただいたサポーターの皆さんには本当に感謝しています。これからは違うチームになりますが、成長した姿を見せることで恩返しが出来るよう、長野で頑張ってきます。今まで本当にありがとうございました」とコメント。

 新天地となる長野を通じては、「長野のために全てをかけて戦いたいと思います。早くチームの一員として認めてもらえるように、みなさんと多くの喜びを分かち合えるように、精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします」と意気込んでいる。

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2016年1月10日のニュース