×

断交、サッカーにも波及 サウジがイラン遠征拒否

[ 2016年1月10日 06:25 ]

 サウジアラビアがイランとの断交に踏み切ったことを受け、サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)に出場するサウジの複数のクラブがイランでの試合を拒否する事態となっている。イランメディアなどが9日までに伝えた。両国の緊張がサッカーにも波及した形だ。

 両国のクラブ間では2月下旬以降、複数の試合が予定されている。だが、サウジ側は治安などを懸念したとみられ、イランへの遠征を拒否、アジア・サッカー連盟(AFC)に会場の変更を要求した。

 イランサッカー連盟はスポーツに政治を持ち込むべきではないと反発している。

 イランの首都テヘランでサウジ大使館が襲撃されたことを理由にサウジは3日、断交を決めた。(共同)

続きを表示

2016年1月10日のニュース