手倉森監督メンバー決定先送り　残り２枠「悩みたい」

記者会見する手倉森監督

　Ｕ―２３日本代表手倉森監督が最終予選のメンバー決定を“先送り”した。当初はこの日、２３人を発表する予定だったが、会見で名前を読み上げたのは２１人。「（今月上旬の）中東遠征のメンバーと石垣島のメンバーで残りの２枠を決めたい。良いモチベーションでやってもらいたいというのと、まだまだ悩みたい」と理由を説明した。

　悩みの原因は決定力不足。中東遠征では最終予選出場国との２連戦で無得点に終わった。今回発表されたメンバーでセンターバック（ＣＢ）は３人。１ポジション２人のセオリー通りなら４人だが「ＣＢが１枚足りないが、その分を前に重心をかけるべきか、もう少し考えていきたい」と話した。浦和の関根、鳥栖の鎌田ら「１５人が２枠を争う」（手倉森監督）ことになり、石垣島合宿最終日の３０日に発表される。