Ｊ１復帰の磐田　ＭＦ山本康裕が復帰「このタイミングで…申し訳ない」

　来季Ｊ１へ復帰する磐田は１９日、Ｊ１新潟へ期限付き移籍していたＭＦ山本康裕（２６）が期限付き移籍期間満了に伴い、来季からチームに復帰することが決定したと発表した。

　静岡県出身の山本は磐田ユースから０８年にトップチームへ昇格。磐田がＪ２へ降格した１４年の６月から新潟へ期限付き移籍し、１年半で５３試合に出場して９得点をマークしていた。リーグ戦の通算成績はＪ１が１９５試合２０得点、Ｊ２が１試合０得点。

　山本は磐田を通じ、「この度、ジュビロ磐田に復帰することを決めました。チームが苦しい時に１人離れ、このタイミングで戻ってきたことを申し訳なく思うと同時に、責任も感じています。自分の置かれた立場、また状況は理解しているつもりです。もう一度ジュビロのためになりたい、ジュビロを強くしたいという思いがあり、また皆さんに信頼してもらえるように精一杯取り組んでいきたいと思います。原点に戻り、今までお世話になった方々や、サポーターの皆さんのために全力を注いでがんばっていきます」とコメント。

　新潟を通じては、「このたび、ジュビロ磐田に復帰することを決めました。自分の中でしっかりと悩み、考え、決断しました。アルビレックス新潟、サポーターの皆さんには、僕を受け入れてくれて、熱い声援でサポートしてくださったことを感謝しています。なかなか皆さんの期待に応えられなかったですが、ビッグスワンでプレーできたことは、僕にとって特別なものであり続けると思います。コールを変えてくれたこと、チャントを作ってくれたこと、僕のユニフォームを着てくれる方がいること。感謝してもしきれないです。今回でいったん新潟を離れますが、またどこかで皆さんとつながっていられたらと思いますし、いつまでもアルビレックス新潟を応援しています。新潟に来て、本当に良かったです。ありがとうございました」と談話を発表している。