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レアル国王杯失格危機 先制MF出場停止処分未消化なのに出場

[ 2015年12月4日 05:30 ]

<Rマドリード・カディス>先制点をあげ、ガッツポーズするチェリシェフだったが…

スペイン国王杯4回戦第1戦 Rマドリード3―1カディス

(12月2日)
 レアル・マドリードが2季ぶりの優勝を狙っていたスペイン国王杯で失格処分となる可能性が高くなった。2日にアウェーで行われた3部カディスとの4回戦第1戦に3―1で先勝したが先発して前半3分に先制ゴールを決めたロシア代表MFデニス・チェリシェフ(24)に出場資格がないことが判明。昨季ビジャレアルにレンタル移籍したチェリシェフは国王杯準決勝第2戦で通算3枚目の警告を受けたものの、チームの敗退で累積警告による出場停止処分が未消化だった。

 レアルのベニテス監督は「ビジャレアルやスペイン協会から、何も知らされていなかった」と主張。「気がついた時点で善意を示すため」前半でチェリシェフを交代させたという。今季の国王杯では3回戦でも2部オサスナが出場停止処分の選手を起用して失格となっており、レアルも処分は避けられない見通し。スペイン協会は4日に最終決定を下す予定という。

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