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本田 途中交代…決定機3度外し、サポーター痛烈ブーイング

[ 2015年10月23日 05:30 ]

ルイジ・ベルルスコーニ杯で3度の決定機を外して途中交代した本田

ルイジ・ベルルスコーニ杯 ACミラン0―1インテル・ミラノ

(10月21日)
 ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)は21日、親善試合ルイジ・ベルルスコーニ杯のインテル・ミラノ戦に先発したが、3度の決定機を外し、サポーターからブーイングを浴びた。またインテル・ミラノの同DF長友佑都(29)は左サイドバックで先発し堅守を披露。試合はACミランが0―1で敗れた。

 サポーターから浴びせられた痛烈なブーイングが本田の苦境を物語っていた。左FWで先発したものの、前半はインテルの堅い守備陣を突破できずチャンスメークもおぼつかない。周囲との距離感を修正した後半には3度の決定機を得たが、相手の第2GKカリーソの好セーブもあり全てブロックされた。後半36分、CKを蹴ろうとした場面で途中交代となった。

 試合後の本田は取材ゾーンを素通り。ミハイロビッチ監督は「(攻撃陣には)強引にチャンスをつくってほしい」とした上で本田については「相手GKが良かったということかもしれない」と話すしかなかった。コリエレ・デロ・スポルト紙の採点で5点とされるなど地元紙でも及第点か、それ以下の評価が下された。

 4日のナポリ戦(0―4)後「敗戦から学ばないと再建には程遠い」などクラブ批判とも取れる発言を行った。その後、17日のトリノ戦では終盤に途中出場も出場時間はロスタイムを含め6分間。過激な発言以後、プレー内容で存在感を示すには至っていない。

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2015年10月23日のニュース