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バルサ 逆転でCL初勝利!メッシ不在も途中出場組が奮闘

[ 2015年10月1日 05:30 ]

レバークーゼン戦で逆転ゴールを決め喜ぶバルセロナFWスアレス(AP)

 欧州CL1次リーグ第2節の8試合が29日に行われ、連覇を狙うE組のバルセロナはホームでレバークーゼンに2―1と逆転勝ちして今大会初勝利を挙げた。左膝負傷のFWリオネル・メッシ(28)を欠いて苦戦したものの、残り10分からの2点で試合をひっくり返した。E組でローマがBATEボリソフ(ベラルーシ)に、F組でアーセナルがオリンピアコス(ギリシャ)に、G組でチェルシーがポルト(ポルトガル)に敗れる波乱があった。

【E組順位表】

 大黒柱不在のバルサを途中出場組が救った。0―1の後半35分、DFジョルディ・アルバの左クロスをFWムニルがボレーシュート。こぼれ球をMFセルジ・ロベルトが右足で押し込んだ。37分にはフェイントで3人をかわしたムニルのパスからFWスアレスが決勝ゴール。ジョルディ・アルバ、ムニル、セルジ・ロベルトはいずれも後半途中からの出場だった。

 メッシが9月26日のラスパルマス戦で左膝内側側副じん帯を損傷し、全治7~8週間。この日はMFイニエスタも右大腿二頭筋を損傷して4~6週間離脱の見込みとなった。チームは補強禁止処分に加えてケガ人が続出し、23歳セルジ・ロベルトや20歳ムニルら生え抜きの若手の成長が欠かせない。決勝弾後、背番号10のメッシにささげるように両手の指を大きく広げたスアレスは「僕やネイマール、サンドロ、ムニルのFW陣が点を取らないと」と誓った。

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2015年10月1日のニュース