ドルト大勝でＣＬプレーオフ進出も…香川　得点絡めず

ボルフスベルガー戦の前半、ゴール前に攻め込むドルトムントの香川（右）

欧州リーグ予選３回戦第２戦 ドルトムント５―０ボルフスベルガー

（8月6日）
　欧州リーグ予選３回戦の第２戦２９試合が行われ、ＭＦ香川のドルトムントやＤＦ吉田のサウサンプトンなどが本大会出場が懸かるプレーオフ（第１戦２０日、第２戦２７日）へ進出した。香川はボルフスベルガー（オーストリア）戦にトップ下で先発し、後半２０分で交代。吉田はフィテッセ戦に左サイドバックでフル出場した。ＭＦ瀬戸がフル出場したアストラ（ルーマニア）はホームでウェストハムを２―１と破り、２戦合計４―３で勝ち上がった。

　ＭＦ香川がトップ下で今季公式戦初先発。チームはプレーオフ進出を決めたが、得点に絡めないまま後半２０分に退いた。守備を固める相手に見せ場は少なかったが、前半４１分にはオフサイドと判定されたものの、３人をかわして右足シュートでネットを揺らす場面もあった。「前半は相手も引いていて難しかった。今週は体が重くて不安もあった」。香川が交代した後に４点入ったが「いろいろな選手を試しているので、しっかり応えていけるようにしたい」と定位置奪取へ切り替えた。