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なでしこ“世代交代”へ急ピッチ リオ五輪へ佐々木監督「最低でも3分の1は…」

[ 2015年7月21日 17:40 ]

なでしこジャパン東アジア杯メンバー発表

 日本サッカー協会は21日、東京・文京区のJFAハウスで記者会見を開き、8月に中国・武漢で行われる東アジア杯に臨む女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー23人を発表した。

 日本が準優勝した女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会のメンバーで引き続き招集されたのはGK山根恵里奈(24=千葉)、DF田中明日菜(27=INAC神戸)、DF北原佳奈(26=新潟)、MF上尾野辺めぐみ(29=新潟)、MF川村優理(26=仙台)、FW菅沢優衣香(24=千葉)の6人だけで、GK武仲麗依(23=仙台)、GK山下杏也加(19=日テレ)、DF村松智子(20=日テレ)、MF柴田華絵(22=浦和)の4人が初選出。

 佐々木則夫監督(57)はフレッシュな顔ぶれとなったことについて「新たな選手とW杯で出場時間が少ない選手たちを選んだ。次の五輪に代表選手としてピッチに立つ可能性が高い選手たち。この大会で自信をつけてほしい」と説明し、来年行われるリオデジャネイロ五輪に向けて、このメンバーが「最低でも3分の1は関わってほしい」と“世代交代”に期待を寄せた。

 なでしこジャパンは8月1日に北朝鮮、4日に韓国、8日に中国と対戦するが、「若いメンバーで結果が出なかった場合でも言い訳にはならない。日本代表ですから」と語気を強めた佐々木監督。「士気を高めて臨みたい」と“世代交代”とともに結果を求めて敵地に乗り込む。

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2015年7月21日のニュース