×

ハリル監督“強権”発動、取材制限「今後は私のやり方で進める」

[ 2015年6月9日 08:00 ]

香川(右)と長友(左)の競り合いを見つめるハリルホジッチ監督

日本代表合宿

(6月8日 横浜市内)
 約半世紀ぶりの快挙へ、日本代表・ハリルホジッチ監督が“強権”発動だ。練習前ミーティングで「今後は取材対応も私のやり方で進める」と選手に通達。従来の日本代表は練習後に全員が取材に応じてきたが、11日のイラク戦までの3日間は招集した25人を3分割。コンディション管理を理由に取材対応は原則1人1回とする方針を決め、メディア側の譲歩案もほぼ退けた。

 昨年まで率いたアルジェリア代表でもメディアとの衝突が日常茶飯事。選手に対しても合宿中の外出禁止は当然、食事から昼寝の時間まで徹底管理している。この日の練習も国内組はリカバリー。海外組には攻撃のスイッチの入れ方、6対6のミニゲームを課すなどメニューを細分化した。

 ハリルホジッチ監督が11日のイラク戦で勝利すれば就任から3連勝となる。1963年8月の長沼健氏以来52年ぶり史上2人目の快挙だ。さらに16日のW杯アジア2次予選シンガポール戦にも連勝すれば、日本代表初の就任から4連勝となる。“強権”発動の成果が問われることになる。

続きを表示

2015年6月9日のニュース