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なでしこ初戦 主将・宮間がPK弾!スイス相手に前半1―0リード

[ 2015年6月9日 11:46 ]

前半、PKを決めてガッツポーズの宮間(AP)

女子W杯カナダ大会1次リーグC組 日本―スイス

(6月8日 バンクーバー)
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会は8日(日本時間9日)、1次リーグが行われ、佐々木則夫監督(57)率いる女子日本代表、なでしこジャパンは大会連覇を目指してC組初戦でスイスと対戦。前半29分に主将の宮間が先制PKを決め、前半を1―0とリードして折り返した。

 佐々木監督が「まずは第1戦が重要となる。全員一丸となって粘り強く戦う」と話して迎えた初戦。日本のシステムは4―4―2で、GKに1メートル87と長身の山根、DFラインには右から有吉、岩清水、熊谷、宇津木、ダブルボランチに阪口と澤、右MFに大野、左MFに宮間、2トップには安藤と大儀見が入った。

 日本は前半8分、宮間の左FKに岩清水がファーサイドで頭を合わせて両チーム最初のシュート。ボールは大きくクロスバーを越えたが、これでリズムをつかんだ日本が主導権を握った。

 23分には、澤が中央から右足でロングシュート。そして迎えた27分、安藤がペナルティーエリアに進入し、相手GKに倒されてPKをゲット。これを29分に宮間がゴール左隅に冷静に決めて日本が先制した。だが、このプレーで安藤は左足首付近を痛めて、菅沢と交代を余儀なくされた。

 日本はその後も40分に宮間の好クロスに阪口や大儀見がシュートチャンスを迎えたが、追加点を挙げることはできず、1―0で前半を折り返した。

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