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アイルランド協会、“誤審口封じ”7億円受け取りの経緯公表

[ 2015年6月6日 10:15 ]

 アイルランド・サッカー協会(FAI)は5日、2010年ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフ、フランス戦の“誤審”をめぐり、国際サッカー連盟(FIFA)から500万ユーロ(約7億円)を貸付金として受け取り、返済義務がなくなるまでの経緯を公表した。10年に合意書を交わし、FAIがFIFAに法的措置を取らないことなどが盛り込まれていた。

 他に銀行口座の記録、返済不要が認められた文書などの資料も開示した。英紙報道によるとFAIはアイルランドのケニー首相から詳細な説明を求められていた。FAIとFIFAには、W杯出場に関わる問題を金銭で解決したとの批判が高まっている。この一戦ではフランスの選手が得点をアシストする前に球を手で止めていたが主審が気づかず、アイルランドはW杯出場を逃した。(共同)

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2015年6月6日のニュース