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ブラッター会長決断を評価 フィーゴ氏「サッカーにとっていい日」

[ 2015年6月3日 08:43 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)の会長選挙から4日後のブラッター会長の辞任表明に、サッカー界からは決断を評価する声が上がった。

 「反ブラッター」を掲げて会長選に立候補したヨルダンのアリ王子は、米CNNテレビに「ブラッター会長は正しい行動をした」とコメント。自身の再出馬の可能性について「各国協会と話して、彼らがどう感じているかを確認してみる。時期尚早だが、望むなら立候補する」と語った。

 アリ王子の立候補を支持した欧州連盟(UEFA)のプラティニ会長は「難しく、勇気のある、そして正しい決断だ」との声明を発表した。アリ王子とともに会長選に立候補し、直前に辞退した元ポルトガル代表MFのフィーゴ氏は交流サイトのフェイスブックに「FIFAとサッカーにとっていい日だ。ついに変化が訪れた」とつづった。

 辞任を惜しむ声もある。ブラッター会長を支持したアフリカ連盟(CAF)で、ザンビア協会のブワリャ会長はロイター通信に「本当に驚き、ショックを受けた。彼はFIFAに多くの貢献をした。アフリカに彼はいつも寄り添い、面倒を見てくれた」と感謝の意を表した。(共同)

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2015年6月3日のニュース