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柏 3発で首位突破!ACL、日本勢で決勝T一番乗り

[ 2015年4月22日 20:56 ]

<柏・全北>前半、ゴールを決め笑顔を見せる柏・武富

ACL1次リーグE組 柏3―2全北

(4月22日 柏)
 1次リーグ第5戦が22日、各地で行われ、E組の柏は勝ち点8で並ぶ全北(韓国)とホームで対戦。3―2で勝利し、首位で決勝トーナメント進出を決めた。今大会の日本勢で初の1次リーグ突破となった。

 Kリーグで現在22試合負けなしの全北に土をつけた。昨季のKリーグ王者との一戦に4―3―3で臨んだ柏は前半9分、右CKにDFエドゥアルドが頭で合わせてゴール。幸先よく先制点を決めた。

 前半20分、MF武富が左サイドのペナルティーエリア外からドリブルでエリア内に入り、右足でシュート。ゴール右に決まり、貴重な追加点を挙げた。前半39分には、右サイドを突破したFWクリスティアーノからのパスを中央で武富が流し込み3点目を決めた。

 守備陣は元FC東京のブラジル人FWエドゥーと、Kリーグ歴代最多の168得点(385試合)を記録するFW李同国(イ・ドングク、李東国から表記変更)の強力ツートップを前に奮闘。後半22分と36分には李同国にゴールを許し1点差とされたが、GK菅野の好守などでリードを守り抜いた。

 Jリーグでは現在12位の柏だが、アジア勢との戦いでは「ボールとスペースの支配」をキーワードに掲げる吉田監督のスタイルがはまっている。他のJリーグ勢が苦戦する中、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。

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