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札幌 悔しいドローで3戦連続白星なし…ナザリト3戦連発も

[ 2015年4月6日 05:30 ]

<札幌・東京V>後半25分、ナザリト(右)が同点ゴールを揺らす

J2第6節 札幌1―1東京V

(4月5日 札幌ド)
 札幌は5日、ホームで東京Vに1―1で引き分けた。後半15分に先制を許したが同25分、3試合ぶりに出場したFW都倉からのループパスに、ゴール前で待ち構えていたFWナザリトが右足で叩き込んだ。だが最後まで決定的なチャンスはつくれないままドロー。勝ち点1で順位を12位から9位に上げるにとどまった。

 3戦連発でリーグトップタイの5得点を挙げたナザリトだったが、試合後の表情は険しかった。「決定的なシュートを打つのが自分の仕事。できれば勝ちたかった」。

 3月29日アウェー大宮戦から計3試合を消化し、結果は2分け1敗。バルバリッチ監督は「この結果に満足しているはずがない。勝つチャンスはあった」と振り返った。後半15分にMF堀米が不用意な形で背後からボールを奪われると、カウンターから先制ゴールを喫するなど、集中力の欠如が目立った。

 それでも右太腿裏の張りで2試合欠場していたFW都倉が復帰。移籍2年目で先発を外れたDF河合の替わりに初のキャプテンマークを付け、アシストを決めた。「同点に追いつけたのはプラスに考えたい。着実な成長は感じる。課題と向き合い、昇格を目指したい」とチームを鼓舞。次節11日のアウェー讃岐戦は4戦ぶりの白星をつかみにいく。 

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