浦和　阿部主将のスーパーミドルで２連勝！「思い切り打ってやりました！」

＜浦和・山形＞後半、ゴールを決め喜びを爆発させる浦和・阿部（左は武藤）

Ｊ１第１Ｓ第２節 浦和１―０山形

（3月14日 埼玉）
　Ｊ１第１ステージ第２節は１４日、各地で８試合が行われ、昨季の２位から９年ぶりの優勝を狙う浦和はＪ２から昇格してきた山形に１―０で競り勝ち、開幕２連勝を飾った。

　後半３８分、元日本代表で主将のＭＦ阿部勇樹（３３）がクリアボールのこぼれ球を豪快にゴールへ突き刺すスーパーミドル弾を決めた。

　阿部は「思い切り打ってやりました！」と珍しく興奮気味。アジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）、富士ゼロックススーパー杯と公式戦３連敗からスタートし、サポーターからブーイングも浴びたが、そこからリーグ戦では２連勝と盛り返し「厳しい戦いが続きますが、我慢しながら１戦１戦戦っていくので応援よろしくお願いします！」と声を張り上げた。

　ペトロヴィッチ監督（５７）は「相手が守備的に来て非常に難しい試合になるのは分かっていたが、後半は前への推進力が生まれた。試合を通して勝利に値するプレーができたと思う。選手たちがきょうの試合勝ちたいと強い思いを持っていた。勝利はもちろんだが、失点ゼロをポジティブにとらえたい」と満足そうだった。