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J2札幌、来季名称変更へ「北海道」付けアピール、人気拡大狙う

[ 2015年2月12日 10:38 ]

 サッカーJ2のコンサドーレ札幌が来季からクラブ名を「北海道コンサドーレ札幌」に変更する方向で調整していることが12日までに分かった。北海道全域をホームタウンとアピールし、人気を拡大させるのが狙い。

 チームの運営会社、北海道フットボールクラブ(札幌市)の野々村芳和社長が11日に市内で開かれたサポーターとの意見交換会で明らかにした。

 同社によると、野々村社長は「多くの道民に応援してほしいというメッセージを込める」と理由を説明。「これまでの歴史と愛着」に配慮し、札幌の地名は残すという。

 名称変更にはJリーグの理事会の承認が必要。現名称は、川崎市を拠点にしていた前身の東芝サッカー部が北海道に移転したのに合わせ、1996年から使われてきた。

 Jリーグでは同様の理由でJ2のザスパ草津が13年、「ザスパクサツ群馬」に名称を変えた。

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2015年2月12日のニュース