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ジーコ氏、代表監督の適性に持論「日本を知る人がなるべき」

[ 2015年2月9日 01:07 ]

ジーコ氏

 元日本代表監督のジーコ氏(61)が、サッカー日本代表の新監督について「日本のことをよく知っていることが大事」などと、適性について持論を披露した。

 9日未明放送のTBS系スポーツ番組「S☆1」(日曜深夜0・00)の独占インタービューに応じたもの。アギーレ前監督の解任については「日本人は契約を守る人たちなので、(途中)解任には驚いた」と発言。また、八百長疑惑については「まだ分かっていない」とした上で、今回の解任劇を「アギーレの過去を調べていなかった協会のミス」と指摘した。

 さらに、日本の代表監督として成功するためには「日本のことを良く知っていることが大事」と話し、アギーレ前監督は「サッカーのこと以外、何も日本について分からなかった。日本で経験を積んだ人が次の監督になるべき」と力説した。

 日本協会が「外国人に絞った」という監督候補についても言及。鹿島でプレー経験を持つなど自身の“愛弟子”で、ACミランやインテル・ミラノの監督を務めたレオナルド氏(45)の名を挙げ「愛着のある日本の監督になりたいようだ」とし、さらに「世界一厳しいリーグを経験していることは、日本の監督をやる上でも役立つ」と太鼓判を押した。また、選手、監督して14年、日本で活躍したストイコビッチ氏についても「日本の文化を良く知っている」と評価した。

 最後は「サポーターの意見は聞くべきではない。代表チームにとって何がいいのかだけを考えるべき」と強調。自身への監督要請は「ない」と話した。

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2015年2月9日のニュース