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G大阪3冠景気 新スタジアム募金急増!目標140億円見えた

[ 2014年12月15日 05:30 ]

優勝報告会で紙テープが舞う中、3冠達成をサポーターと喜ぶG大阪イレブン

G大阪優勝報告会

 “3冠景気”で目標額に届かせる。G大阪が天皇杯を制し、3冠を達成してから一夜明けた14日、吹田市内に建設を進めている新スタジアムへの募金額が急上昇していることが明らかになった。

 担当者によると12月に入ってからの個人の募金総額は、多い日で1日あたり300万円ほど。今後、さらにペースが上がれば月間1億円に届く勢いだ。野呂社長は「名称は3冠スタジアムかな」とジョークを交えつつ「“3冠景気”様々。本当にありがたいことです」と感謝した。

 降格を味わった12年シーズンは、1日5万円ほどだったこともあるという。そこから比べれば約60倍。3冠が現実味を帯びてきた10月は1カ月で約1000万円、ナビスコ杯を制した先月は約3000万円とまさに右肩上がりで、13日現在で133億円超が集まった。

 それでも、ビジョン2台、VIPルーム完備のフルスペックのスタジアムにするためには140億円が必要。野呂社長は今月いっぱいの募金期間で「何とか目標に届かせたい。引き続き協力をいただければ」とラストスパートもお願いした。

 主将のMF遠藤も「4万人のサッカー専用スタジアムで試合ができるのは、モチベーションも上がる」と来秋の完成と16年シーズンからの使用を心待ちにする。後半戦の巻き返しで絶対王者に上り詰めたチーム同様、スタジアム募金も猛烈な追い込みで大願を成就させる。

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2014年12月15日のニュース