脳振とう大丈夫！香川、復帰戦でゴール“演出”

ケルンに敗れ、香川（右）は悔しそうな表情（ＡＰ）

ブンデスリーガ第８節 ドルトムント１―２ケルン

（10月18日）
　ドルトムントのＭＦ香川は敵地のケルン戦でフル出場した。１―２で敗れたものの、後半３分には積極的な守備から同点弾に絡み、日本代表で起こした脳振とうの影響を感じさせなかった。

　１０日の親善試合ジャマイカ戦で相手の手が顔に入り、試合後に「頭がクラクラする」と訴え、ブラジル戦（１４日）が行われたシンガポール遠征を見合わせた。だが、１４日にドイツへ向けて旅立ち、１５日からは練習にも合流し、自らのツイッターでは「１１月に代表に選出され日本に戻って来られるようにがんばります！」と発信。１１月に行われる親善試合のホンジュラス戦（１４日）、オーストラリア戦（１８日）での代表入りにも意欲を見せた。

　次戦は２２日の欧州ＣＬ１次リーグ・ガラタサライ戦。完全復活を告げるゴールに期待がかかる。