×

横浜 奥大介さんにささげる白星 腕に喪章付けプレー

[ 2014年10月19日 05:30 ]

<横浜・清水>試合前、奥大介さんの映像が流れる中、奥さんをしのんで黙とうをささげる両チームのイレブン

J1第28節 横浜1―0清水

(10月18日 日産ス)
 横浜が02年から5年間プレーし、17日に交通事故で亡くなった元日本代表MF奥大介さん(享年38)に白星を贈った。

 選手は腕に喪章を着け試合前には黙とうをささげた。スタンドには奥さんがつけた14番の巨大ユニホームが揺れる中、キックオフ。後半13分、藤本が右サイドから中央に切れ込み、左足で決勝点を決めた。樋口監督は「ミーティングで、クラブの功労者の一人である彼をしっかり勝って送ろうと伝えた。その結果を取れて良かった」と神妙な面持ちで振り返った。

 日本代表でも共にプレーした中村主将は2歳年上の先輩の死に「変な感じ。残念」と率直な思いを吐露。「一緒にプレーしていてやりやすかった」と語った。中沢は「マリノスが明るい雰囲気のチームになったのは、大さんがサッカーを楽しんでいる姿を見られたのが大きい」と話し、故人をしのんでいた。

続きを表示

この記事のフォト

2014年10月19日のニュース