本田　開幕弾も内容を反省「プロジェクトは始まったばかり」

ラツィオ戦の前半、先制ゴールを決め、喜ぶＡＣミランの本田（ＡＰ＝共同）

　ＡＣミランの日本代表ＦＷ本田圭佑（２８）は８月３１日、ホームで行われたラツィオとの開幕戦に３トップの右ＦＷで先発し、前半７分にチームを勢いに乗せる先制点。セリエＡでの開幕戦ゴールは日本人４人目となった。

　【本田に聞く】

　――試合内容は納得している？

　「納得しているのは勝てたこと。初戦は勝つことが大事だった。それを達成できたことは一つの目標が達成できたと思う。ただ、内容はね。新たな課題が残っていきますから。新しくできても、前にできてたことができなくなったり。また反省ですね」

　――インザーギ監督になって変化は？

　「監督がよく言うのは“おまえらはサッカー選手なんだからサッカーのことを常に考えろ”と。当たり前のようですけど、その質が高いチームに変わっていくんじゃないかと思っている」

　――今後に向けての手応えは？

　「プロジェクトは始まったばかりで、課題だらけなんですけど。始まったばかりの時って結果が出ないのが普通なんで。その中でラッキーと言えるのか、最近の試合で勝てたりしている。こういう時はプロジェクトを前に進めやすい。周りを納得させながら進めることができると思う」