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イブラ 復帰戦でハットトリックも「まだ100%ではない」

[ 2014年9月1日 12:54 ]

リーグアン第4節

(8月31日)
 フランス・リーグアン(1部)第4節の3試合が行われ、パリSGはホームでサンテチエンヌを5―0で下した。負傷で離脱していたFWイブラヒモビッチがハットトリックを決める活躍で、復帰戦を勝利で飾った。

 第2節バスティア戦開始14分で負傷交代したイブラヒモビッチが、2試合ぶりの復帰戦で先発。パリSGは前半24分、思わぬ形で先制する。サンテチエンヌのGKルフィエが味方からのバックパスをトラップミス。ルフィエの足に軽く触れたボールは、少し角度を変えると無人のゴールへ転がっていく。ルフィエはボールをかき出したが、既にゴールラインを越えた後だった。

 その後はイブラヒモビッチの一人舞台。同41分DFマクスウェルの左クロスに強烈なヘディングシュートで決めると、後半17分GKへの中途半端なバックパスを奪うと、GKをかわして2点目を決めた。1分後にFWカバーニがチーム4点目を決めると、同27分には裏を抜けたイブラヒモビッチが、GKとの1対1を制してハットトリックを達成。試合は5―0のまま終了した。

 途中交代時にはファンから大きな拍手を受けたイブラヒモビッチは「素晴らしい夜となった。チームのリズムは良かったし、自信に溢れていた」と喜んだ。圧巻のパフォーマンスにも「ケガから復帰したものの、まだ100%の状態ではない」とコンディションはもっと上がることを示唆した。

 ボルドーはホームでバスティアと1―1で引き分けたが、今季いまだ無敗(3勝1分け)で首位をキープ。昇格組メスはホームでリヨンを2―1で下し、今季初勝利で飾った。

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2014年9月1日のニュース