川島、元同僚フッキのシュートセーブも…Ｓリエージュ、ホームで敗戦

　欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）のプレーオフ第１戦が２０日に行われ、スタンダール・リエージュ（ベルギー）はホームでゼニト（ロシア）に０―１で敗れた。日本代表ＧＫ川島永嗣（３１）はフル出場し、ＦＷ小野裕二（２１）は今季初のベンチ入りを果たしたが出場機会はなかった。

　川島は、Ｊリーグ・川崎Ｆ時代にチームメートだったブラジル代表ＦＷフッキを中心としたゼニトの攻撃に序盤から苦しめられた。前半１４分にはフッキがドリブルで左サイドからペナルティーエリアに切り込んでシュート。川島はジャンプしてこれをセーブし、危ない場面をしのいだ。

　しかし前半１６分、ＤＦクリシートの左クロスから決定機をつくられ、フッキの折り返しをフリーのシャトフに決められて失点。川島は後半１０分にフッキが左足で直接狙ったＦＫを好反応でセーブするなど、シュート１７本を浴びながら１点でしのいだが、味方は最後まで得点を挙げられずホームで痛い敗戦を喫した。

　第２戦は２６日に行われる。