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サバイバル激化…サブ組の香川「一試合一試合が勝負」

[ 2014年7月27日 05:30 ]

ローマ戦の前日練習でサブ組のビブスを着けた香川(左)はライバルのマタと競い合う

 マンチェスターUの日本代表FW香川は、ボランチで後半45分勝負となった。米国遠征中のチームは26日(日本時間27日)、今季2戦目となるローマとの親善大会ギネス杯初戦に臨む。ファンハール監督は25日(同26日)の前日会見で「香川は少なくとも45分プレーできるだろう」と明言。戦力再編も絡んだ競争は激化しており、限られた時間での結果が求められる。

 香川は23日の親善試合ロサンゼルス戦と同様にサブ組のボランチで前日調整。前線へボールを運ぶことを指示される場面もあり、得点だけでなくプレーの質が問われる。今季初戦で2得点を決めた若手ジェームスが先発組に入り、期待の新戦力のイングランド代表ショーがはじき出されるなど争いはし烈。ロサンゼルスでサブ組のクレバリー、ブラケットも先発組に格上げされ、指揮官は「2人は90分出場する」と明かした。調整中とはいえ、結果を残すことが出場機会確保につながる。

 サブ組は練習の最後にPK練習が課されるなど、一挙手一投足が指揮官の評価に影響を及ぼす。「一試合一試合が勝負」。アピール合戦で後手に回る香川は、自ら試練を乗り越える。

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2014年7月27日のニュース