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本田 今季初出場も見せ場なし…起用理由も“数合わせ”

[ 2014年7月26日 05:30 ]

オリンピアコス戦で競り合うACミラン・本田(右)

親善大会ギネス杯・B組 ACミラン0―3オリンピアコス

(7月24日 トロント)
 ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)は24日、遠征先のカナダ・トロントで行われた親善大会ギネス杯のオリンピアコス(ギリシャ)戦に後半32分から今季初出場した。4―3―3で3トップの右に入ったが、得点に絡むことなくチームは0―3で完敗。本田はインザーギ新監督に存在をアピールできなかった。

 遠征中に「今季はミランと自分にとって大切なシーズン。しっかり準備したい」と語っていた本田だが、22日のチーム合流からわずか3日。動きは重く、後半40分にトラップミスからカウンターを許し、3分後にもボールを失った。シュートもゼロ。インザーギ監督は「(各国)代表選手が合流したのは3日前で使うことができなかった。デシリオ(イタリア代表DF)と本田を使ったのは数が足りないから」と起用の背景を説明し、本田に対し「中盤でシンプルというよりは、もっとフレキシブルにプレーしてほしい」と注文を付けた。

 次戦は28日のマンチェスターC戦。アギーレ監督が就任した日本代表に招集されるにはクラブで出場機会を確保する必要がある。本田にとって正念場が続く。

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2014年7月26日のニュース