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広島・青山 Wシドニー戦勝利自信も油断なし

[ 2014年5月14日 05:30 ]

ウェスタン・シドニー戦に向け調整する、青山(右から2人目)ら広島イレブン

 14日にACLラウンド16、ウェスタン・シドニー戦の第2戦を戦う広島は13日、当地で1時間の前日練習をこなした。

 MF青山敏弘(28)にとってブラジルW杯メンバーとして初めて臨む公式戦。「こっちに来たことで本当の強さが見られると思う。ある程度の自信はあるけど、それがこっちに来て役に立つかは分からない」と目の前の戦いへと視線を向けた。

 チーム主将が厳しい表情で語る通り、状況は相手に有利だ。ホームの第1戦(7日)に3―1で勝利したとはいえ、相手は4日の国内リーグで120分戦いスタメンも大幅に入れ替えての結果。今回はオーストラリアのリーグ戦が終了しているため、10日に清水戦を戦って10時間以上の長距離移動をした広島が逆の立場に追い込まれたことになる。さらにホームで許したアウェーゴールの1失点も痛い。

 森保監督は「(今回は)ファーストチームが出てくる」と警戒したうえで、「新たな試合をアウェーでものにするという気持ち」と強い口調で勝利を誓った。W杯メンバーを擁するJ2連覇クラブの真の力が試される。

 ▽広島の突破条件 第1戦はホームで3―1の勝利。アウェーの2戦目では○か△、●でも1点差までなら準々決勝進出となる。2点差●の場合は広島が2得点以上(2―4、3―5…)ならば準々決勝進出となるが、1―3ならば延長戦からPK戦へ、0―2または3点差以上●の場合はウェスタン・シドニーの8強進出となる。

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2014年5月14日のニュース